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 日本舞踊では『御扇子』と呼びその取扱は基本両手で前で水平に静かに開かれる
 取り扱いはとても丁寧に御指導 私達扇子業界の人間も同様に教えられてきた事
 構造的にも扇子の開き初めには扇面紙の折コマ分の親骨の弾性によるしなりが加わり力とコツが必要
 特に踊に利用される扇子の場合 閉じたときのパチンと音がして先がしっかり閉じることを好まれる
 又 演舞の際に扇子が戻って閉じかけても演技に影響するためしっかり開ききって静止することを要求される
 一部の踊り手の方では 扇子のかなめを緩めにし、矯めといわれる親骨の内側への曲げを弱くして 強く振ることで扇子が開けられるように要望されることはある
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